花粉症の鍼灸治療のメカニズム - 世田谷区 三軒茶屋で腰痛解消の鍼灸

はりきゅう慶寿堂

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花粉症の鍼灸治療のメカニズム

 アレルゲンとなる花粉が粘膜に付着する事で、花粉を追い出そうとクシャミや鼻水が出る一方、侵入を防ぐために気道を狭める目的で炎症物質が出て喉が腫れたりするのが、簡単な花粉症症状の説明となります。

 これに対し鍼灸治療がどういう働きをするかと言えば、まず一つは粘膜強化です。
胃腸障害で粘膜が荒れている方の多くは、喉や鼻の粘膜も荒れています。
口も、鼻も、喉も、胃も、ホースの内側という点では同じものであり、胃腸障害による粘膜の荒れは時間と共に広がってきて喉や口、鼻に波及するからです。

 粘膜が荒れているという事は、皮膚でいうところの切り傷があるという事です。
きれいな手で塩を持っても何ともないですが、傷だらけの手で塩を持てば痛くて耐えられないように、粘膜がちゃんと潤っている場所では多少花粉がついても即座に症状が出る事はありませんが、粘膜が乾燥していたり、荒れているところに花粉が付着すると傷口に塩を塗られるかのように激しく反応が出て、クシャミや鼻水を誘発します。

 また、先ほども述べたように粘膜が丈夫な状態では花粉症患者さんでも、少しくらい花粉が付いても症状が出ません。

 これは、即座に花粉を追い出そうとする反応を引き起こすヒスタミンなどが多量に出ていないからです。
もちろん、大量の花粉に晒されれば花粉の量に比例してヒスタミンが放出され、限界値を超えるとクシャミや鼻水といった症状がでます。

 この一連の反応が出る事自体は体の防衛反応としては正常な反応であり、これ自体を抑える事はできません。

 しかし、鍼灸治療により血行循環を良い状態に保っていれば、ヒスタミンなどが許容値を超える前に血行と共に流れていき、クシャミや鼻水といった症状を緩和したり、症状が出なくなります。
 もちろん、全身治療を等して胃腸の調子を良くし、粘膜強化するとこで花粉が粘膜についても、劇的に症状が出るのを押さえる事も出来ます。

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