3月6日の針灸臨床セミナーに参加して
3月6日に行われた針灸臨床セミナー「抑うつ気分に対する鍼灸療法」に参加してきました。
今回も参加してきた内容の一部と、思ったことなどをいくつか書いていきます。
始めに各種のうつの種類の紹介がありその後治療法や、声のかけ方などが紹介されました。
その中で気になったものの中に、「怒っているときは息を止めている」、「力を抜いた状態では怒れない」というものでした。
これはうつにもいることで、体の緊張が緩んでいるときはうつの症状が強く出ないというものでした。
またうつでなくても、患者さん中には普段からイライラして困っている方が多く見られますが、治療をして全身の緊張を楽にするとスッキリしてイライラする感じがしなくなったと言われる方がいます。
うつ症状にかかわらず、ストレスの影響で肩が張ったり、背中が痛くなったり、イライラしたりして体が休息や治療を求めて悲鳴を上げています。
ぜひ、うつなどになる前に体の力を抜いて、リラックスできるようになりましょう。
針灸臨床セミナーの実習の中に緊張を取る方法が紹介されましたので、参考までに載せておきます。
まず、仰向けになり体をリラックスさせます。
次ぎに、片方の手を伸ばしたまま手首を手の甲の方に曲げていき、肘の下に力こぶができるのを見つけ、そこが緊張しているのを感じます。
緊張が感じられたら一度力を抜き、今度はさっきの半分ぐらい手首を返し先ほどの所に緊張を感じるかどうか確認します。
そして、緊張を感じたらまた手を降ろし、さっきの半分ぐらいまた手を返します。
これを繰り返し、緊張を感じなくなったところで筋肉の緊張が緩むというものです。
始めはわかりにくいですが、だんだん慣れてきますので気長に挑戦してみて下さい。
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